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2006年9月10日 (日)

とりあえずおめでとうございます、なのだが

私見だが、今回の皇室典範改正問題は、踏み込む度合いによっていくつかの層に分かれており、目的によってその改正内容も違えば影響範囲も違うため、世間は混乱しているように思う。

1 万世一系の男子による天皇制を維持する

2 天皇の地位を男性女性に関わらず就任できるものとする

3 皇室の定義を拡張して皇位継承権者を増やす

4 天皇制の存続そのものを議論の対象にする

端的に表現するならば、以前問題になった「女性も天皇に就任可能にする」といった改正においては、1ないし2の問題について対策を講じるもので、3または4までは踏み込んでいない。
1のみを目的にするには男子の出産というものを気合で実現しなければならないので、2まで譲歩してはどうかという情勢に至ったところで今回の男子誕生である。
とりあえずはおめでとうございます。なのだが、

迷馬の隠れ家 

炎上覚悟?!後継者の話。

たとえ今回の様に上手く親王が誕生したからといって、問題を“後回し”する様ではいけない。てのも、ネガティブな考えかも知れんが今後この親王が成人する までに亡くなられた場合や、現在の皇太子様や秋篠宮様が皇位を継承できなかった(暗殺・事故・急性疾患による病死等)場合も含めた上で、早急に決めるべき 事と認識するべきではなかろうか?

極めて正論だと思う。なのに各所でこれに言及するblogで炎上の報が聞こえる。
発言に対して非難を浴びせる人々は、たぶん本論に関わりの無いところで

1 皇族の死亡という事態を想定することそのものに対する禁忌感

2 女性天皇制への抵抗

あるいは逆に
3 出生児の性別選択への嫌悪感
といった感情による抵抗感を覚えずにはいられないのだろうか。

ことここに至って、自然な感覚としては、皇位継承者が1名増えたということの他に、天皇制を磐石化する要素は、増えていない。
本当に皇統を続けて行きたいというのならば、そう思う人ほど危機管理と制度充実を強化するよう努力すべきだと思うのだが、おせっかいだろうか。

天皇制に対する個人的な感覚として、私は日本国憲法に書いてあるもの以上の親近感は、残念ながら持ち合わせていない。
日本国の象徴ということで、国費を投じて皇室を存続させていくと皇室典範等に書いてあり、日本国民としてそれに服すべきなら、投票権を行使して議員を選んだ有権者として、同意したいと思う。

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コメント

ども、トラバ先の管理人です。
こういうネタが炎上する背景に、歴史観や倫理観に関する学問に疎い事と、そういう知識をひけらかす記入者の愚かさがある様に思えます。
あ、ちなみに、オイラのサイトは“迷馬の隠れ家”っすよ。

投稿: Stray Horse | 2006年9月10日 (日) 23:28

激しく誤変換してしまいました;;
名馬→迷馬
お詫びして訂正させていただきます。

投稿: eviano | 2006年9月11日 (月) 00:15

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