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2007年1月12日 (金)

「灯台」2月号 特集:テレビゲームと子どもたち

会館の壁に貼ってあった広告を見て、これはチェックしておかねばと思いさっそく購入。

以下が特集の内容です。

【読者の声】わが子は(私は)こうしてゲームを卒業した

σ(゜∀゜まだ卒業してない30歳


進化するテレビゲームの現状と展望:浜村弘一

もくじの執筆者名が「浜松弘一」になってます!!!!!!!
おなじみのファミ通のヒゲ編集長。
あ、現在は(株)エンターブレイン代表取締役社長さんですね。
次世代機が発売されて盛り上がるゲーム業界を、かいつまんで解説されてます。
そして子どもと一緒にゲームを楽しむほほえましいパパの姿。

チャート式 テレビゲームにはまるタイプ・はまらないタイプ

私は熱中型でした。上から2番目。中毒型って廃人のことでつか。

テレビゲームが子どもの自律神経に及ぼす影響:城仁仕
興味深い記事でした。プレイ時間が長いといろいろなリスクが発生するそうです。

テレビゲームと上手に付き合う
--オンラインゲームが開く子どもの可能性:馬場章

グッと来るタイトルですねえ。
最初に「ゲーム脳」を破折して、歴史教育に「大航海時代online」を活用している例を紹介。

マンガ・みんなの太陽 ゲームとどうつき合う?:関口たか広

親までゲームをする時代ですね、そーですね。


・・というわけで内容についての感想ですが、あまり馴染みのないこの雑誌、幼児や小中学生を持つ親の世代をターゲットにしており、昔ファミコンでゲームに触れたものの、現役でゲームをしている割合は少ないという、そういう集団を対象としています。

ファミコンの登場から24年という歳月が過ぎましたが、この時間は子どもが親になる程の時間が経ってしまったと考えれば十分長い歴史ですが、ゲームというものが人間の生理や頭脳にどういう影響を与えるかという医学的なデータが蓄積するためにはいまひとつ短い期間と言える、そういう時間です。

そんななかではあるものの、ゲームとどのように付き合うのがベストなのかという現在進行形の親達の悩みを、ゲームがすでに子ども達の生活の中にあるものとして冷静な目で共に考えていこうとしている点から、記事の内容は非常に高く評価できます。

いくつか興味深い内容がありましたので、ちと引用します。

浜村弘一:

今までのゲームは、速く走るとか、敵を速く倒すとか、そういうことを競うものでした。しかしDSは、さわったり声を出したりして簡単に操作でき、勉強するとか料理するとか犬を飼うというようなことをゲームにしてしまった。それが今までにない新鮮な快感を与え、多くの人に受け入れられた、ということだと思います。

今の子どもたちは、本も読むし、漫画も読むし、ゲームもある、という環境のなかで生まれ、育っているので、単純にゲームを毛嫌いしてもしょうがないと思います。それよりもゲームにはどういうものがあるかを知り、子どもにいいゲームを選んであげて、感動や人を愛することや勇気を学ぶことに賢く利用してほしいと思います。ゲームには、いいゲームもたくさんありますから。

城仁士:

自己効力感というのは、人間が、ある結果を生み出すために必要な行動(原因)を、自分はどの程度、行う自信があるかという個人の確信のことです。---(略)---テレビゲームに接している時間が長い子どもほど、ゲームをやらないことへの不満足感に耐える忍耐力に欠けるということが言えるかもしれません。

馬場章:

(「ゲーム脳」説の問題点として)簡易な脳波測定器を作り、大学生や小学生の脳波を測っているようですが、脳波はそんなに簡単に測定できるものではありません。また森先生しか持っていない測定器だったので、私たちが追試験をできなかったのです。これでは科学的な手法とは言えません。

現在までの実験では、オンラインゲームによって生徒たちの歴史学習に対するモチベーションが引き上げられただけでなく、知識の増大と定着により、彼らの成績が確実にあがってきていることが明らかになっています。

と、さらに詳しい内容が知りたい方はぜひ本書をお買い求めいただきたいわけですが、単純にまとめると、一番の問題は行き過ぎた長時間プレイということになるようです。

今までは没頭できるゲーム、やってもやっても次があるゲーム、先が知りたくて止め時がわからないゲームが「面白いゲーム」と言われ、売り上げも大きかったと言っていいでしょう。他のことをやっていてもいちいちゲームの続きが気になったり、頭の中に画面がリフレインする経験が私にもあります。言い方が悪いかもしれませんが、プレイヤーをいかにゲームに縛りつけられるかは、売り上げないしインカムに直結していたわけです。

しかし今の時代は、ゲーム自体が他の様々なメディアと競争していく必要があるわけで、個人の時間を大きく奪うようなゲームは次第に忌避される傾向にあります。わざわざDSの例をあげるまでもなく、これからは「面白いゲーム」「いいゲーム」そのものの価値基準が大きく変わっていくだろうと思われます。

そういえば、MOTHER2なんかは長時間プレイしていると父親が心配して電話してきましたね。

いくつかのオンラインゲームでは、長時間戦闘し続けると獲得経験値が減っていったりする仕様がありますが、これからの理想としては、電源を落としたときにスッキリとリアルに戻れて、ゲームを軸とした家族や友人とのコミュニケーションが活発になる、例えて言えば酔い覚めのよい焼酎のようなゲームが好まれていくのではないでしょうか。特にコミュニケーションという面では、やはりオンラインゲームは非常に可能性があると思います。

ためしに「焼酎ゲー」とか呼び名を作ってみたいですが、なんか誤解されそうな呼び名ですな(´_ゝ`)
だいたい酒だし、子ども飲まないしw


※「灯台」を刊行している第三文明社ホームページはこちら

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