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2007年5月27日 (日)

ネット界最強の存在

今さらこんな話もなんだけど,ブログでの議論が本格的な対話に進展する成功例が極端に少ない。
面と向き合うなんて贅沢は言わない,1対1で話せれば何かしらとっかかりがありそうなものだが,それって技術仕様上不可能なことになっている。ネット上でも,実はリアルでも。

例えば2ちゃんねるの場合だと,誰「が」書いているのか,何「が」書かれているのかといった主体を明確にすることが機能上難しい。
だからといって時代がブログになったとしても,完全なコミュニケーションが成立しているわけではない。
TCP/IPで完全なコミュニケーションが可能なコンピュータが本当にうらやましいなあと感じる。

ブログの場合は誰「に」届けたいのか,何のため「に」書いているのか,目的性,あるいは届けたい相手がいるのに届かないという点でもどかしさを感じる。
あるいは知らない間に自分への言及がされていたり,自分の発言が思わぬ議論を呼んでいたり。ほのめかさざるを得なかったり,IDを書くのは刺激的に過ぎる場合だったり。
あるいは向こうから私に届けたいメッセージがあるのかもしれない。これは私の感受性の問題か。私に聴く能力がないということ。

読者を怖いと思うことはブログ書きの第一歩というが,読み手を惹きつける文章を作ってアクセスアップを狙うとかそんなに器用じゃないし,アクセス数=ブログの価値という考え方には少し疑念を持っている。

CGMって言って,ブログの書き手が力を持つようになったと言っているけど,本当に一番強いのは物言わぬ読者,数。記事を読む/読まないを完全に読者が選択できる。これは強い。
ブログの書き手は,現仕様では絶対に読者に「読ませる」ということ,強制することができない。例えそれがどんなに必要なことでも。
あんたの文章なんか死んでも読みたくない,とか書かなくていいですよ。
ただ読まなければいい。それだけ。

ネット上のマナーや人間性に問題があると考える向きもあるが,テクノロジ上の問題も大きいような。
卑近な例で例えれば,ストIIがストIIダッシュになるようなもの。
ハメ技になるようなシステム上の破れをパッチしたり,でも本格的なパラダイムの転換もたまに起こったり,そんな途中な感じがなんとも。生煮えな話。

まあアクセス減ってるうさ晴らしだと思ってください。

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