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2007年7月29日 (日)

投票率の上昇はわずかか?

午後2時現在の投票率は27・78%、前回上回る

総務省が発表した午後2時現在の投票率は27・78%で、前回2004年を0・08ポイント上回っている。

  毎日新聞 2007年7月29日 12時34分

参院選への関心の高さから投票率が注目されていましたが,現在のところ前回比「微増」といった感じです。
全国統一地方選の影響で投票率が落ち込むいわゆる「亥年効果」と相殺している可能性があります。

投票率の動向が各党に与える影響は別として,ネットでの世論の盛り上がりがどこまでリアル選挙の投票率に影響を与えるかという点について,ある一定の影響はあるものの,決定的と言うまでではないといったところでしょうか。政党別の動向については開票してみないと分からないですが,色々と興味深い考察ができるのではないでしょうか。

・・・

ちょっと踏み込んだことを言うと,ある有権者Aがある政党/候補に投票しようと決意したとして,さらにその本人からその親,妻(夫),友人,お隣さん,息子といった「次の一人」に投票を呼びかけ,あるいは話し合って意思統一をした上で投票する場合と比べて,そういう行動をしないで一人で決めて一人で投票へ行く有権者Bと比べて,得票能力はざっくり見て5~10倍の差があります。

仮にネットのある言説が,一度に数万人の投票を確信させるに至ったとしても,それだけでは条件的には街頭演説と同じぐらいではないでしょうか。その先の組織性において両者に違いはあるのか,ちょっと抽象的ですが,考えてみる価値のある分野かもしれません。

ここまで実に単純で笑われてしまいそうな理屈ですが,ネットから生成された言説にそのような力があったか,いわばインターネットから「こちら側」のネットワークにまで影響を及ぼすことができたか,単純に票数の面から,または投票率の面から言っても,ネットはそういう運動員を伸ばすことができたか,問われているのではないでしょうか。

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