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2007年8月28日 (火)

【書評】ゲームニクスとは何か

ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書 さ 3-1)


買ったきっかけ:
書店で見かけて購入

ココログの新機能みたいなのでさっそく使ってみまs

感想:
・日本のゲームが何故世界中で通用する商品となったか
・人々は何故ゲームに夢中になるのか
・ゲームの可能性を色々は分野に応用可能である

これらの内容を明快に,簡潔にまとめてあります。分量的に薄いほうで,ゲーム関係の事情に詳しい方なら15分ほどで読み終わるのではないでしょうか。
現在の情報環境において一番の問題は,爆発的に増加するコンテンツを効率的にナビゲートすることであり,そのためのUIの進化が現在決定的に遅れており,そこに日本人が長年培ってきたゲーム的インターフェースのノウハウが活躍する場が十分にある。
また,欧米のソフトハウスも日本のゲームニクス(人を惹きつけるUI)を研究して体系化を進めており,日本の職人的なものづくりが知識の共有化を妨げ,UIの進化を妨げてしまうのではないかと憂慮している。
いずれにせよ,ヒットする商品に優れたUIとナビゲーションは不可欠であり,本当にいいものも伝わらなければ意味がない。

おすすめポイント:
本文から引用:
・『気づいている人は少ないかもしれませんが,テレビゲームというのは「プレイヤーを褒めるメディア」なのです』(151P)
・『しかし,ここで重要なのは,どれほどすばらしい検索アルゴリズムを開発し,ユーザーの行動履歴を分析して,情報マッチングを行う”環境”などを整備したとしても,最終的に重要なのはユーザー・インターフェイスだということです。』(184P)
・68〜69ページのゲームニクス理論の全体像は,なかなか示唆に富んだ内容です。

これを機にユーザーインターフェイスに関する知見が広まっていくことを期待します。


ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書 さ 3-1)


著者:サイトウ アキヒロ




ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書 さ 3-1)

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