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2008年8月 4日 (月)

ファルコムヲタが非ヲタの彼女にファルコム世界を軽く紹介するための10本

まあ、どのくらいの数のファルコムオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないファルコムの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、ファルコムのことを紹介するために見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にファルコムを布教するのではなく、相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うFDD10枚組み、20枚組みのゲームは避けたい。

できればCD-ROM、長くてもFDD5枚にとどめたい。

あと、いくらファルコム的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

映画好きが『カリガリ博士』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

    ゲーム知識はいわゆる「ノベルゲーム」的なものを除けば、アクションRPG程度はやっている

    サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

ソーサリアン(1987年)

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ソーサリアン以前」を濃縮しきっていて、「ソーサリアン以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。星魔法も追加ディスクもあるし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。

スタートレーダー(1989年)

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなゲーム(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

「ファルコムオタとしてはこれは“シューティング”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

ザナドゥ(1985年)

ある種のファンタジーゲームオタが持ってる世界観への憧憬と、古代祐三へのオタ的な音楽へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもな

「童貞的なださカッコよさ」を体現する経験値の減少

「童貞的に好みな制限」を体現するカルマシステム

の二つをはじめとして、オタ好きのするシステムを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

イース(1987年)

たぶんこれを見た彼女は「ハイドライドだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の作品が最近続いていないこと、これがPCエンジンでは大人気になったこと、アメリカなら実写テレビドラマになって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

モナークモナーク(1991年)

「やっぱりゲームは子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「ぽっぷるメイル」でも「ぐるみん」でも「ツヴァイ!!」いいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるシミュレーションへの思いが好きだから。

単純に兵士数の多いユニットが勝ち、という極限までシンプルなゲームデザインが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「捨てる」このと潔さがいかにもファルコム的だなあと思えてしまうから。

モナークの単純さを俺自身は手抜きだと思わないし、もちろんもう削れないだろうとは思うけど、一方でこれがシステムソフトやコーエーだったら兵器やら武将やらを入れてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけてフライドポテトやらのゆるキャラを持ってきてしまう、というあたり、どうしても「ゲームデザイン第一に考えてしまうファルコムオタク」としては、たとえそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

英雄伝説6(1989年)

今の若年層でドラゴンスレイヤーとか見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

ガガープよりも前の段階で、ドラスレの哲学とかRPG技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの作品がPC-88でこの時代に作られていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくファルコム好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆるコンシューマー機でしかファルコムを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

ヴァンテージマスター(1997年)

ファルコムの「目」あるいは「ゲームづくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない局面の変化を毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそコンシューマー機の移植ではPSP以外ではあり得なかったとも思う。

「最強の戦術を追及する」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の源はヴァンテージマスターにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

ダイナソア(1990年)・ブランディッシュ(1991年)

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういうハードボイルド風味の世界観ををこういうかたちでゲーム化して、それが非オタに受け入れられるか、気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

ロマンシア(1986年)

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にロマンシアを選んだ。

ソーサリアンから始まってロマンシアで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、イース以降のARPG時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら

教えてください。

「駄目だこいつ。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

via:アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本

参考:wikipedia:日本ファルコム

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なんか本当にヴァンテージマスターやりたくなってきた。

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